年も開けたことだし、2014年、そろそろ振り返ろうかと思います。暇な正月のうちに。2013年と比べて何が変わったか、2015年はどうなりたいか。まあなりたいなんてのは大抵ならないので、妄言の類だが。
2014年の変化
卒業した
6ヶ月の延長を経て、大学を卒業。留年については色々言われた。経歴に傷がとか、ヤマハ新人を逃したとか、いろいろ言う人は言う。だけどまあ、それがどうした。ヤマハ新人など仮に出られても恥晒し以外にはならなかったと思うし、良いのだ。それ以上の感慨は無い。
強いて言えば、帰国子女でもない普通の大学生としては珍妙な時期に卒業したことで、ぼんやりとした自由を楽しむことはできている。そんなところ。
トロンボーン講師を辞めた
トロンボーンの講師として、数年に渡り音楽教室で勤務していた。これを2013年度いっぱいで辞めた。理由は、遠いからである。遠いという理由の中には、交通費がフルには出ない、楽器を持っての移動に往復2時間ほどかかる事とそれに伴う疲労の大きさ、などなどがある。忙しい教室でのレッスンなので曜日固定なのだが、スケジューリングを固定するに見合う収入が得られなかった事も理由である。そこには、生徒の少なさも含まれる。ピアノや歌と違って、トロンボーンの生徒を獲得することはなかなか難しい。
生活の足しになるどころか、全体のリソース消費を鑑みればマイナスになっていたと今は考えている。今のバイトは、日によっては6時間でそこの1ヶ月分の額になる。業種も形態も違うので比べてはいけないが、生活の足しになる収入源は必要だった。
恋人が出来た
これは私の生活を変えた。良くも悪くも、個人の行動を広範に変更するに足りる変化を与えてくれた事案である。
まず料理をするようになった。料理については大学入学時に少ししていたものの、続けるモチベーションが見つからず、1日3食 TKG が当たり前になっていた。だが、一緒に住む人が現れるとそうも言っていられない。度重なる卵かけご飯によって自分の健康が害されるのは自分の責任だが、他人の、ましてや恋人の健康を自分の食生活で損ねては笑い話にもならない。そこで恋人様の助言もいただきながら、毎日せっせと夕食を作るようになったのである。もう付き合って10ヶ月を迎えようとしているが、止む気配はないし、慣れてしまった。それに、新レシピも怖がらずに受け入れられるようになったのは良い変化であった。
また、モラルも少しだけ変化した。やはり人の目に晒されて生活すると少しだけ世間体に対する責任感が生まれる。少しだけ人に優しくなり、少しだけ余裕が生まれたような気がする。とはいえ、自分の事はあまりにアナログに感得し、慣れ続けているため、実際のところはわからない。程度が測れるものでもないかもしれない。
他には、友人との交際が減った。恋人様に四六時中リソースを割いているので、これはまあ必然的にそういうものである。去年まであれだけ忘年会を…週に2,3回…やっていたのに、今年はゼロである。ひたすら恋人様と過ごした。それを悪くは思っていない。寧ろ、代わり映えのしない忘年会を沢山やるよりは色々と新鮮なところへ行ったり、食べたりしている。これはまだしばらく続きそうだ。
ご存知の方はご存知と思うが、私は男女関係…と書くとあまりに物腰やわらかだが、その方面に関してかなり積極的な生活をしていた。これもすっかり変わった。これを知る人は、浮気をするんじゃないか、そんな急に止められるわけがないと忠告する人もいるようだ。そういう人は、私が寂しさとか、制御しきれない重篤な精神の高揚で遊んでいたと思っている節がある人が多い。だが実際のところ、ある友人が上手く言ったように「ちょっと楽しいから遊んでただけで、逃避のためにやっていたわけでは全くない」のであって、溺れていなかったのが正直なところである。まあどう思うかは各々次第であるが、今のところ、まあそれは行動によって証明できているのではないかと思う。
ようやく商用印刷にきちんと耐えるファイルを出せるようになった
Affinity Designer を買ったということなんだが、ようやくきちんと Japan Color Coated / Uncoated の色空間で、CMYK のファイルを出せるようになった。Adobe が嫌いなわけではないが、まだ私には高すぎるし、使いやすく見えない。(偏見)
というわけで、コンサートで必要な各種印刷物、各種広告などの製作はいつでも受け付けております。こちらまでお気軽にご連絡ください。
中学生ぶりにゲームを始める
ゲーム機を買った。まさかと思ったが、私はゲーム機を買ってしまった。もうゲーム専用機など買わないと思っていたのに、Wii U を買ってしまった。それは結局、面白そうなゲームが出るからである。ゼルダは好きだったが、こんなことを言うのもなんだが、Wii までのゲームは十二分にエミュレータで楽しめる。というか、性能さえ許せば実機より良い。だが、2014年の E3 で任天堂が次々と面白そうなタイトルをブチかまし、恋人様がピクミン3をやりたがったのも背中を押して、買ってしまった。 Wii U。ピクミン3、ゼルダのトワプリ、風のタクトHD、Wii Sports Resort、はじめての Wii が揃った。中古ばかり買っているので安上がりである。はて、生活と両立できるだろうか。
契約社員として、ソフトウェアテスト会社で短期勤務
とある会社で14日間のテスターをやった。1日自分のパソコンに張り付いて、ダーっと並んだデスクの合間で山盛りのガジェットと共にキーボードを叩き続ける、そういう職場を体験した。腰はこったが、つまらなくはなかった。チームの皆さんはなかなかに強烈な個性を発揮している面々で、かつ仲良くやっており、静かな環境でも各々の精神の安定感を感じることができるほどには成熟した人たちだった。と書くと何様感があってアレだけど、良いチームに恵まれたと思っている。詳細は書けないのでこんなところ。
音楽教室での勤務は、人数が少ないことや自分のある程度の誠実性とPCスキルがバリューとなっていたこともあって(HPの刷新や音楽会の運営も手伝った)、経営判断に近い部分を任されることもあり、そういった意味での優越感を感じることがあった。対してテスターとしての勤務は、よく見られるような規格化されたデスクでの勤務で、職場の多様さという言葉には聞くがなかなか体験しづらい所を実感できた点が良い体験だった。その意味では、アマチュアオーケストラの運営や SoundTrackers で幹部に加えてもらった経験も、堅牢に組織化されていない場所での業務経験として身になっていると考えることができるだろう。
2015年
上記を書きながら、自分の価値を認識し、変えていく意味では薄っぺらい2014年を過ごしたなあと少し反省している。やっぱり計画性が足りない。計画はいくらでも細かくできるが、どこにバッファを置いてとかどこまで詳細に詰めてとか、その辺のさじ加減が計画の質をコントロールする。これは各々適性があるので試行錯誤するしかないが、とりあえず計画する事自体にモチベーションが必要だ。こてん。
お酒に酔ってしまったので2015年の考えは後日更新。のんびり行こう。
恋人様参上!!
いきなりのバカップルぶりを発揮する一言から失礼させていただきました。
ゆーとくんがどう物事を消化していったのかがわかっていいですね。ゆーとすとーかー私には垂涎ものの……
おっと、私は去年一年でだいぶ変態化が進んだ気がするなぁ。変化であり進化ですにゃ。
さすがのバカップルぶりです。尊敬。
ふふふ、好き放題にストーカーしたまえ。
君が変態化していく様はとても楽しいですよ。また鞭振るってください(おっと